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従業員から職人、そして作家へ

先日、仕事関係の懇親会の折に、ある方から、「平野さんは、なんでそんなに働くのですか?」と尋ねられました。

「働き方改革」という言葉があちらこちらで言われている中、日ごろバタバタと仕事に駆け回っている私を見てそう思われたのかもしれませんね。

 

 あまり深く考えてはいないのですが、結論から言うと、仕事が好きなのだと思います。例えばギター工房のおやじさんが、注文されたギターを作り始めたら、食事の時間を忘れて作業に没頭しているようなものかもしれません。私はこうした「職人」でありたいと思っていますし、できれば職人を超えて「作家」でありたいと思います。自分の作品を創り上げていく「作家」は、時間のことはあまり考えないのではないでしょうか。 

  

つまりギター工房の例でいえば、単にいわれた作業をするだけの「従業員」というよりも、自分の技術を追求していく「職人」でありたいし、さらには自分の「作品」を創り上げていく「作家」でありたいと思っています。まあ、現実にはそんなカッコの良いものではありませんけど・・・(笑) 

  

ということで、私にとっては土日も祝日も年末年始もあまり関係ありません。お仕事をいただければ、できるだけ良い仕事をしたいと思ってしまいますので、下手をすると「年中無休」状態になってしまいそうな感じです。といっても、肝心の生産性が極めて低いのが現状・・・この生産性の向上と販路の開拓が課題ですね。