７月に始まった今年度の羽咋市商工会『経営に役立つ入門講座』が最終回を迎え、受講生の皆さんが、それぞれの事業に対する思いを発表するファイナルプレゼンテーションが行われました。
このセミナーは創業を目指す方や後継者として事業を承継する予定の方など、変化の激しい時代に経営者としてスタートしようという皆さんが、経営に対する基礎的な知識を学び、また競合との差別化をめざして事業プランを考えていこうというものです。
私は平成28年から毎年このセミナーの講師を務めさせていただいています。ここ数年は新型コロナウイルス感染症の感染防止のため、コロナ以前には活発に実施していたグループワークやペアワークにも大きな制約があり、思うように活動できない不自由さがありました。今年度は新型コロナも5類に移行し、さまざまな社会活動も再開してきましたので、当セミナーでも毎回、グループワークを実施。受講生の皆さんは仲間たちと事業に対する思いを共有しながら、自身の事業に向けてのプランを磨いてきたのです。
そして迎えた最終回でのプレゼンテーション。羽咋市役所や商工会、金融機関の皆さんがオブザーバーとして見守る中、それぞれの事業に対する思いを発表してくださいました。私はこれまで5回の全日程にわたってコーディネーターとしてご一緒させていただきましたが、地域を愛し、その地域を元気にしようという皆さんの思いに、大きな刺激を受けました。
今回のセミナーに参加された受講生の皆さん。またゲストとして応援してくださった皆様、そして何よりも5回にわたってお世話を頂いた羽咋市商工会の経営指導員の方々に改めて御礼申し上げますとともに、これからのますますのご活躍をお祈りしています。
